サロンで働き始めたばかりのネイリストさんはベテランのように技術を早く行うのに不慣れなのは当たり前です。
次の予約が詰まっている、先輩からせかされる視線が痛い…などと悩んでしまっていませんか?
熟練したネイリストは「手を抜けるところは抜く」ということができますが、経験が浅いネイリストにとっては手の抜き方がわからなくて当然です。
ポイントさえ抑えていれば、すぐにスピードアップができてしまうのです♪
今すぐ使える施術時短テクニックをご紹介したいと思います!
ネイリストさん必見!施術の時短
① 早さと雑は違う
勘違いしてほしくないのが、早さと雑はまったくの別です。
早く技術を行おうとすると、ささくれが残っていたり爪のサイドがジェルが塗りのこしがあったりと、スピードを重視するあまり雑になってしまいがちです。
しかし「早い」=「雑」ということではありません。
施術時短のために大切なのは、時間をかけるところはかけ短縮できるところは短縮するということです。
② オフで時間短縮
オフで時間がかかってしまうと悩んでいる人は多いです。
サロンによってファイルやマシンを使用など多少の差はありますが、オフで時間がかかる人はほとんどが、表面のトップジェルを削り取れていない事が多いです。
トップジェルは耐久性を出すためアセトンで溶けづらいです。
この層を最初にしっかと削り取ってからアセトンに浸さないとものすごく時間がかかります。
時短のコツ
コツは削りながらジェルの表面を慎重に確認し、トップジェルの層を削り、その下のカラージェル層まで削られているかを確認しましょう。そうしてからアセトンに浸すとおどろくほど速くオフができます。
爪をファイルやマシンで削り慣れていない人はファイルをあてる力が弱すぎてトップジェルの層をキズをつけただけになりがちです。皮膚を削らないよう指でブロックしながらしっかりと削りましょう。
③ プレパレーションを早める
ジェルネイルを施術する際、プッシュアップに時間がかかってしまうというお悩みも多いです。
通常プレパレーションはドライケア、キューティクルをドライな状態でキューティクルリムーバー等をつけてプッシュアップをしていきます。
その時に、検定試験のようにしっかりとポケットを作る必要はありません!
あくまでもジェルネイルの前準備
ドライケアは本物のケアではなく、あくまでもジェルネイルの前準備です。
ポケットを作る状態にすることのほうが不可能なのです。
一般的なプレパレーション時のドライケアは、ルースキューティクルを除去し、キューティクルが丸く整っていてジェルが付着しずらい状態になっていれば、完璧にポケットが出来てなくても大丈夫です!
④ 塗りを早くする!
両手10本が早く塗れるようになればかなり時短になると思いませんか?
ここで重要なのは筆選びです。
筆の毛丈が短く小さいジェルブラシで塗っていませんか?
小さめのブラシだと何度もジェルを足さなければならないですし、一度に小さい面積しか塗れないため指1本に対しての所要時間が長くなります。
逆にあまり大きすぎるブラシだと皮膚にジェルがついてしまいますので
ご自身が塗れる大きさの中で大きめをチョイスすると早く塗れるようになります。
おわりに
いかがでしたか?
施術スピードを早くすることで一人のお客様にかける所要時間が短くなります。
そうすることで自分の回転率は上がりますし、時間に余裕ができるのでオプションを進めやすくなり単価アップに繋がりなどいいことづくしです。
技術が上手な人は日ごろから動きに無駄がないのです。
今回ご紹介した技術以外でも施術時の自分の体勢、筆やペーパーを置く位置なども作業効率を考えるようにしましょう。
日ごろからネイル技術に限らず日常生活そのものを無駄を省き効率化することに意識をして習慣づけて行きましょう♪
関連記事